屋外利用の場合、耐候性に優れた結束バンドを用いることが前提にあり、安価で販売されている物の中には、短期間で劣化を起こしてしまい、ちぎれる可能性が高いものも存在します。
太陽光や雨、風などあらゆる環境に強い素材というものはあり、代表的な素材はナイロンやポリプロピレン、PEEKを上げることができます。ナイロンでもナイロン12とナイロン66という分類もあり、各素材には耐水性や耐候性、耐薬品性や耐熱性など違いが設けられています。高品質素材の場合は結束バンドを屋外利用することには十分な耐候性を維持しているので、購入前には素材を確認してから用途に合わせて選ぶことはかなり重要です。
見た目はどれも樹脂製の素材に見えるので、見た目上での違いを感じることは少ない傾向にありますが、優れた素材の場合は長期使用を可能にしていて、購入の際に単価が高くても結果的にコストカットを行えます。結束バンド自体は高性能、高品質でも決して高額なものではないので、屋外で使う際には少々高めでも品質にこだわることが正しい選び方です。耐候性に優れている結束バンドでも、後に劣化は必ず起きてしまうことは避けることはできません。
色落ちが始まったり、素材が硬化することでひび割れや変形などを起こしている場合は、交換のタイミングが来ている証拠です。完全にちぎれてしまうと設置場所によっては被害が出てしまう可能性もあるので、取り付けをしてから5年以上も経過しているような場合は、点検をした上で交換作業を行うことで劣化対策を済ませることができます。沢山の本数を利用する際には、ネット通販で入り数の多い結束バンドを購入しストックしておくと経費削減も行えます。