太陽光発電設備からケーブルが盗まれる事件が多発!

2012年に省エネ特別措置法が制定されてから、太陽光パネルを設置する企業が増えました。

太陽光発電は、多くの日射量を多数の太陽光パネルで集めなければならず、広大な面積が必要となることから、住宅街には設置することができず、仕方なく人里離れた山奥に設置することになるケースがほとんどでした。人目がないところに高価なものが設置してあると、決まって発生するのが盗難事件です。実際、太陽光発電に使われている送電線ケーブルが大量に盗難に遭っています。

パネルではなく、ケーブルの方が盗難に遭っているのです。その理由は、パネルは重いし、1枚1枚シリアルナンバー登録されているので、転売したら足がつく可能性が高いのですが、ケーブルには足がつく要素がありません。しかも、簡単にハサミ式工具で切断できるというのもケーブルの方が狙われる理由です。また、ケーブルは銅線であり、海外や新興国での需要が高まっているため、すぐに売り捌くことができるので、一度日本の外に出てしまうともう追跡することが不可能になってしまいます。

日本でも人里離れたところに設置されている設備から盗むため、周りに目撃者がおらず、盗んだ後から盗難に気づかれるまでに時間を稼ぐことができ、その間に日本でも早く売れてしまうのです。街中でもマンホールの蓋が盗まれる事件が、一時連発していたので、人里離れたところに高価な太陽光パネルなどを設置する場合は、監視体制をしっかり行うことが肝心です。

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