乱雑になりがちなコード類を収納できる配線ダクトは、購入する際にはメーカーによってはいくつかのメートル数を販売しています。
最も多いサイズは2m程度になり、使い回しの良いサイズとも判断できます。通常利用の場合は壁側に沿って施工するものなので、6畳間の短い方の長さでも260㎝になり、長い方は360㎝程度が一般的です。取り付けする際は当然ながら設置場所で必要とする長さに合わせて購入する必要はあり、綺麗に施工するにはサイズ合わせは重要です。配線ダクトはどのような素材のタイプでも1mm単位でカットすることができ、道具はダクトカッターがあれば簡単ですが、対応できる鋸を使う方法でも問題はありません。
1mm単位で調整したい際には、特に鋸を使う場合では削ってしまう部分を把握しながらカットすることは決まり事です。削ってしまう部分は鋸の厚みのサイズが該当しているので、配線ダクトに対してカットラインを引いた際には、ラインから不要な部分でカットすると1mm単位での調整は簡単です。配線ダクトを取り付けする場合は、エンドキャップやコーナーキャップを用いる作業を行う場合も多いものです。
この事例では各キャップの端の厚みも計算に入れてからカットする必要があり、1㎝程度短くカットしても隙間が出ることはありません。6畳間の長い方は260㎝という基準ですが、2mの配線ダクトを購入すると2本で設置する計算です。もしも1本だけで取り付けしたいと考えている時には、3m以上の製品を探す方法と、オーダーカットを提供する会社に注文する方法に分けられます。